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走る事を教えたのは誰?

「どんな犬でも『フセ』を教える事は可能なのでしょうか?」

という質問を頂いた事があります。

私達が犬たちに教えている事柄というものは、もともと犬という動物が本来教えられなくても自然と出来る行動ばかりです。

ただその行動を合図によって引き出す作業をしているだけです。

英国にいた時に参加した行動学等の講習会で演説者にこのように仰った方がいました。

「私は犬に走る事を教えました。」

実はこの言葉、深く掘り下げるといくつかのとらえ方に分かれます。分かれ方によっては、正しくない言葉になってしまいます。

例えば、もともと歩きたがらない犬がいて、トレーニングによってその環境などに慣れ、歩いたり走ったりする事が可能になった。という意味でしたら、何も問題はありません。

もしくは、合図・コマンドによって走り出す事を教えたと言うのであれば、正しいのです。

しかし、犬は能力的にすでに「走る事」が出来るように作られている生き物です。ですから、きっかけさえあれば、教えられなくとも「走る」のです。従ってこのような考えの場合、「走る事を教える」という概念自体がおかしいのです。そう、人間に教えられなくても、犬たちは走る事が出来るのですから。

では最初の質問はどうでしょう。行動学上、犬が腹ばいになるのは自然な事。つまり、どんな犬も「フセ」を教えられなくても出来るのです。もし犬たちが一生立ち続け 横になったり腹ばいになったりする行動をしないのであれば、不可能かもしれません。

従って答えは「Yes」。

後の問題は、どのように飼い主さんがその能力を合図によって引き出すことができるかどうかの問題です。ようは、教え方・引き出し方しだいって事ですね~。

(注:種によって出来るようになるまでに時間がかかる事もあります)

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